2022.8.10
プレスリリース / 会長コメント
改造内閣は、閣僚経験者の再登板など、豊富な実績と専門性を有する人材が適材適所に配置され、わが国が直面する難局の突破に向けて、迅速かつ強力に政策を遂行していくための布陣であると評価している。
国内景気は一進一退の状態が続いており、今後予想される海外経済減速の影響が国内経済への下押し圧力となる可能性は高いと考えられる。
政府与党には、新型コロナウイルスの感染抑制と経済活動の両立を前提に、エネルギーや食料品をはじめとした物価高への国民生活の先行き不安を払拭するのはもちろんのこと、為替の変動の影響を大きく受けている企業や、価格転嫁が困難で業績悪化に苦しむ企業への資金繰り支援など、景気下支えに効果的な総合経済対策の早急な策定を期待したい。
また、安定的な国際秩序の再構築、経済安全保障の強化、カーボンニュートラルの実現、イノベーションの活発化、地域創生、国土強靱化の推進などの重要課題にも引き続き全力で取り組んでいただきたい。
一般社団法人中部経済連合会
会長 水野 明久