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駐日ラオス特命全権大使 表敬訪問(1/28)

1月28日(金)、駐日ラオス特命全権大使のフォンサムット・アンラワン閣下ならびに在名古屋ラオス名誉領事の大原康之氏一行が中経連を訪れ、水野会長以下幹部と懇談した。主な発言は以下のとおり。

◆アンラワン特命全権大使
ラオスには13の経済特区があり、さまざまな企業が進出しているが、日本企業の投資が減少している。ラオスへの投資の魅力は、政治経済が安定していることであり、タイ語とラオス語は共通言語であることから、タイを含めた雇用確保の柔軟性も利点としてあげられる。また、盛んな水力発電を利用した水素製造・発電の開発に注力しており、興味のある企業があれば紹介したい。
内陸国のラオスにとって、物流の利便性やコストが課題と言われているが、中国、ベトナム、タイ、カンボジアなどとつながる鉄道や高速道路網の建設が進んでいる。こうした交通ネットワークの整備により、ラオスが近隣諸国の地理的中心地となり強みとなるだろう。

◆水野会長
以前、ラオスを訪問した際の印象として、社会や経済が安定した敬伲な仏教徒の国であり、山岳地形と豊富な水資源により水力発電が盛んという認識がある。水素活用は日本にとっても重要課題であるので、注目する企業は多いだろう。製造業をはじめ、中部圏のさまざまな企業と関係を築いていただきたい。
このたび、中経連会員企業の(株)槌屋の大原会長が在名古屋ラオス名誉領事に就任されたことを機に、一層の連携や交流の促進が期待できる。中経連としても協力していきたい。

 

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