１月４日(火)、ＣＢＣテレビの新春恒例番組「中部財界人新春サロン」に、水野中経連会長をはじめとする中部財界のリーダー10名が出演し、2022年の展望や抱負を語った。

水野会長は、2022年のキーワードを「つなぎ、引き出し、伸ばす」とし、「中経連の役割は、産学官や地域間の連携などにより、各地域のステークホルダーや地域資源を『つなぎ』、中部圏が持つ高いポテンシャルを『引き出し』、『伸ばす』ことである」と述べた。また、イノベーションの活発化に向けて、７月頃にナゴヤ イノベーターズ ガレージのフロアを約1.5倍に拡張することに触れ、「起業家や起業家予備軍の方、メンターなどが集う『たまり場』のような空間を創出し、人や企業、技術、拠点などをつなぐ場として機能していくよう、中部圏の産学官で連携しながら精力的に活動していく」と抱負を語った。

続いて、岸田政権発足による中部経済への影響について、「岸田政権が成長戦略の柱に掲げる『デジタル田園都市国家構想』は、地域創生や東京一極集中の是正に寄与する政策として注目している。デジタル化の進展により、地域に人が集まり、社会経済が活性化していく大きな流れができればと期待している」と述べた。