中経連は12月21日(火)、愛知県との懇談会を開催し、愛知県から大村知事、加藤副知事、松井副知事、佐々木副知事をはじめ10名、中経連から水野会長、佐々木副会長、柘植副会長、碓井副会長をはじめ９名が参加した。 

【愛知県からの主な発言】
新型コロナウイル感染症の第６波は必ずやって来るとの認識のもと、３回目のワクチン接種推進や医療体制強化などに取り組んでいる。
また、観光や航空宇宙など、新型コロナウイルスの影響によって落ち込んだ産業の振興や、世界の大きな潮流となっているカーボンニュートラルの実現、顕在化した非ベンダー企業のデジタル化の支援などを図っていく。加えて、ジブリパークの開業、STATION Aiの開設、アジア競技大会の開催、セントレア第二滑走路やリニア中央新幹線の整備など、中部圏ひいてはわが国を牽引する大型事業・プロジェクトの着実な実施に取り組んでいく。
ベンチャー企業の９割超が東京都に集積しているのが現状であり、STATION Aiを整備することでスタートアップを呼び込み、愛知を東京に次ぐスタートアップ育成地域にしていきたい。
政府の温室効果ガス排出量の削減目標は極めてチャレンジングな数字であり、省エネルギーや再生可能エネルギー設備の増強など、さまざまな計画が一つでも多く実現するよう進めていく。