11月25日(木)～26日(金)、中経連は、中部圏の地方銀行系シンクタンク４団体※および(公財)中部圏社会経済研究所（以下、中部社研）と初の交流会を伊勢市内にて開催し、12名が参加した。
銀行系シンクタンクからは、各地の経済状況や重要課題、活動内容についての情報提供、中部社研からは、独自の分析手法である「地域力指標」を用いた基礎自治体の魅力評価の紹介が行われた。中経連は、ＳＷＯＴ分析およびカーボンニュートラルに関する活動状況を報告した。
４つの銀行系シンクタンクは、株式会社または財団かの違いもあり、軸足を置いている活動に差異はあるものの、どこよりも各県における経済状況に精通している点は共通。また、より広域で経済分析をする中部社研も加わり、互いの活動や地域の課題を共有できたことは、中部圏の経済状況を広域かつ詳細に認識するとともに、良い刺激となった。
今後は、情報交換にとどまらず、具体的な連携についても模索しながら、年２回程度、交流会を開催していく方針を共有した。

 ※（株）十六総合研究所、（株）百五総合研究所、（一財）長野経済研究所、（一財）静岡経済研究所