2021.4.6
活動報告
社会基盤委員会は、3月22日(月)、2020年度2回目の委員会をオンラインにて開催、委員長の柘植副会長をはじめ34名が参加した。
社会基盤委員会では、次期「中部圏交通ネットワークビジョン」の2021年度策定に向けた準備を進めている。今回の委員会では、委員から、名古屋第二環状自動車道(名二環)や名古屋港の整備に関して、多くの意見が出された。詳細は以下のとおり。
●名二環が伊勢湾岸道につながると、名二環を利用して内陸の倉庫を補完的に活用することもできるようになるため、BCPの観点からも意義がある。
●名二環全線開通の次のステップを考えるには、全線開通による一般道の混雑緩和効果を確認する必要もある。
●ふ頭内のアクセス道路は利用者にとって有用なものであり、早期整備をお願いしたい。
●欧米の貨物量が減っている原因として、阪神淡路大震災後に釜山や上海、シンガポールが積替え基地のハブとして大きく成長したことがあげられる。
●将来の船舶の大型化に備え、航路や水深の整備を推進し、欧米からの直行便を呼び込むことが大切。
●近い将来発生する可能性がある東南海地震に対し、港が耐えられるのかについても検証する必要がある。