中経連と名古屋商工会議所は、１月15日(金)、共同で取りまとめた提言書｢東京一極集中の是正に向けた地域の機能強化と魅力向上に関する提言～中部圏と中心都市名古屋の持続的発展に向けて～｣を発表した。
今後、政府および与党、関係国会議員、内閣府・財務省・国土交通省・経済産業省などの関係省庁とその地方支分部局、自治体、経済団体等、関係各方面に提言していく。

提言書の内容（PDF）は こちら

【本提言の特徴】
・大きくは、我が国全体の均衡ある国土の発展に向けた考え方を整理し、その上で中部圏と中心都市名古屋の役割について整理している。
・我が国全体での提言では、「政府機能」と「企業や人の流れ」の２つに分けて整理している。
・その中で、政府機能については、各地域にある地方支分部局の機能強化を図るといった、これまでにない提言となっており、過去の首都機能分散の試みを踏まえた現実的な内容であると考えている。
・また新しいものとしては、名古屋三の丸地区について、今後控える再整備への期待として、平時の賑わい創出と首都圏のバックアップ機能が担えるよう進めるべきであることを提言している。