中経連は11月24日(水)、静岡県との懇談会を開催し、静岡県から川勝知事、難波副知事、出野副知事をはじめ５名、中経連から中西副会長、中田副会長をはじめ６名が参加した。
川勝知事から、「新型コロナウイルスの影響によって新常態が定着しつつある中、デジタルトランスフォーメーションの実現に向けた取り組みは待ったなしの状況であり、県内企業のビジネス革新を支援していく。また、地域経済の活性化を目的に、静岡・山梨・長野・新潟の４県連携による経済交流圏『山の洲(くに)』の形成にも取り組んでいく」との発言があった。
中経連は、首都圏からの人の流れを当地に呼び込むためには、地域の特徴を生かした魅力ある地域づくりに取り組む必要があるとの認識から、「山の洲」や「30歳になったら静岡県！」などの取り組みに対して敬意を表した。これらに加えて、女性の活躍推進を特徴とした策を打ち出してはどうかと提案した。また、東京一極集中の是正を共通の目標として、中部５県広域での連携活動を推進していくため、静岡県に対して支援を求めた。