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第1回エネルギー・環境委員会(11/12)

エネルギー・環境委員会は11月12日(木)、2020年度1回目の委員会を会場(名古屋栄ビル)およびオンラインにて開催、委員長の勝野副会長をはじめ114名が参加した。

エネルギー・環境委員会の第1部では、「日本型循環経済を目指して」と題し、中部大学経営情報学部長の細田衛士氏による講演会を開催した。
細田氏は、日本が3R政策を成功させた理由を解説し、当地域のまとまりを生かした中部循環経済圏構築を提唱。循環経済を進めるためには、具体的な課題を洗い出し、問題を共有することが重要であり、中経連が情報共有の場として重要な役割を果たすことを期待するとエールを送った。〔※3R:Reduce 廃棄物の発生抑制、Reuse 再使用、Recycle 再資源化〕

第2部では、事務局よりエネルギー基本計画の見直しについて、2050年の脱炭素化に向けた国の動向および中経連からの提言案について説明した。
委員からは、「脱炭素化を進めるにあたり国民負担の増加について説明が必要」「脱炭素の取り組みをする企業へ融資を行うにあたり、金融機関でもリスクをシェアしながら新しい技術開発、イノベーションを生んでいくべき。国からもリスクシェアの推進に言及してもらうことなどを提言してほしい」との意見があがった。また、各種提言を行うにあたり、中経連と一部の委員がまとめたこれまでの進め方に対し、「2050年の脱炭素化については、すべての会員に影響を及ぼすため、多くの意見が反映されるよう連携を強化すべき」との提案があがった。


中部大学経営情報学部長 細田衛士氏による講演

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