2020.12.11
活動報告
人材育成委員会は、11月9日(月)、大学1、2年生を対象とするキャリア教育として、学生と若手社員とのフォーラムをナゴヤ イノベーターズ ガレージにて開催し、26名(大学生20名、若手社員6名)に参加いただいた。今回の若手社員は建設会社、商社、銀行、経済団体などから参加いただいた。
はじめに、(株)スピード代表取締役の岩木勇一郎氏を講師に迎え、「企業人」による講演会を行った。岩木氏は、VR、ARによるデジタルの世界の可能性を紹介するとともに、「常に考え続けることが重要」など、仕事に対する考え方を語った。
続いて、参加者を3つのチームに分けて座談会を実施した。学生から、「学生時代に何をやっておくべきか」「就職活動に向けてどのような準備が必要か」などの質問が出され、若手社員は、自身の体験談を交えながらアドバイスを与えるなど、充実した意見交換が行われた。
学生からは、「将来についてもっと真剣に向きあう」「積極的に行動を起こしていく」「起業し、フリーランスとして仕事をしていくことも選択肢の一つとする考え方が生まれた」などの感想が寄せられ、大学での学びや将来に対する意識をさらに高めることにつながった。
若手社員からは、「コロナ禍で不安を抱える学生が多い。特に就職活動に関しての不安感が広がっているので、学生が聞きたいことにしっかり対応していくための工夫をし、学生の不安解消に少しでも役立てればうれしく思う」と、本フォーラムが学生たちにとって有意義な場になればと期待する声もあがった。
今後は、他の経済団体との共同開催などについて検討を行い、取り組みのさらなる充実に向けた準備を進めていく。
スピード代表取締役 岩木勇一郎氏
参加者による座談会