経済委員会は、10月１日(木)、2020年度の第1回委員会を、会場（名古屋栄ビル）およびオンライン形式で開催し、41名が参加した。
委員会に先立ち広域連携・地域づくり委員会と共催で、「東京一極集中の是正と地域創生」と題し、神戸大学経済経営研究所教授の濱口伸明氏による講演会を開催した。
委員会では、当日欠席した勝野委員長に代わり小川専務理事が、「新型コロナウイルスの経験により、わが国の強み・弱みが顕在化し、さまざまな気づきを得た。これらは今後の経済社会再建の重要な教訓となる。そこで、今年度検討を進めていく政策提言は、コロナショックの教訓を生かし、従来からの構造的な課題も含め、今後の経済社会のあり方と実現化方策を調査・研究する必要がある」と挨拶した。
続いて、梅村専門委員長（中部電力 経営戦略本部アライアンス推進室部長）および事務局より政策提言の骨子案を説明し、審議に移った。委員からは、「今回のコロナショックを契機に、東京一極集中是正について深掘りしていきたい」「コロナショックで今までになかったさまざまな気づきがあった。それらをどう先に進めていくかが重要」など、意見が活発に出され、その後原案が了承された。