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信州大学産学官連携活動講演会(9/7)

9月7日(月)、中経連は総合政策会議において、信州大学学長の濱田州博氏(中経連理事)を講師に迎え、「信州大学の産学官連携活動について」と題する講演会を開催した。
濱田氏は、信州大学が強み・特色を持つ分野(先鋭材料、バイオメディカル、社会基盤、国際ファイバー工学、山岳科学、航空宇宙システム)において、 研究と産学官・地域連携の高度両立を目指していることを紹介。その事例として、①スマート精密林業「長野モデル」の実証実験、②大和紡績との共同研究、③信州大学・長野県連携室の設置、④「長野県医療機器産業振興ビジョン」にもとづく医療機器産業振興などを説明した。
こうした取り組みの成果として、濱田氏は同大が共同研究数や知的財産権等収入などで、全国の大学の中でも上位となる実績をあげていること、また、地域貢献にも積極的に取り組んでおり、日本経済新聞社による大学地域貢献度ランキングで、2013年から2019年にかけて総合1位を4回獲得していることなどを紹介した。
最後に、中経連に対する期待として、①産産学連携、産学学連携など多面的な連携を行うコーディネート、②中部圏における研究者・技術者データベース構築をあげた。中経連としてもこうした期待を踏まえ、広域での産学官連携を一層推進していく所存である。

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