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駐名古屋韓国総領事 表敬訪問(7/20)

7月20日(月)、朴先哲(パク・ソンチョル)駐名古屋韓国総領事が中経連を訪れ、水野会長以下幹部と懇談した。主な発言は以下のとおり。

朴先哲総領事
新型コロナウイルスの影響を受け、今後の日本の経済・産業の活性化には政府のリーダーシップが大事である。その点において、中部圏のスタートアップ・エコシステムの形成やリニア中央新幹線の開業に期待している。韓国は米中の技術系企業が中心だが、ユニコーン企業の支援にも力を入れたいので、日韓で協力していきたい。スタートアップの促進には、起業したくなる雰囲気をつくり出し、若者に興味を持ってもらうことが重要と考える。
韓国人留学生は名古屋大学だけでも約300名在籍している。彼らは政府の奨学金制度で留学しており、技術系が多く、将来、日本企業への就職を希望している。製造業が中心の中部圏の企業には採用の機会があると思うので、産学と情報交換を行いつつ支援していきたい。

水野会長
新型コロナウイルスの感染再拡大が心配だが、今後、旅行・サービス業などの経済支援が続く中、韓国のように感染を抑え込めると良い。
内閣府認定の「スタートアップ・エコシステム  グローバル拠点都市」が、ナゴヤ イノベーターズ ガレージやなごのキャンパスなどのイノベーション拠点において、さらなる起爆剤になることを期待している。デジタル化が進む中、中部圏のものづくり産業をいかに融合させていくか、また、スタートアップに限らず、防災や観光などでも広域で連携することが重要となる。
外国人留学生の日本での就職については、名古屋大学と連携活動している。マッチングシステムなども活用して支援していきたい。

 

 

 

 

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