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エネルギー・環境委員会 見学会(11/19、12/11)報告

エネルギー・環境委員会は、11月19日(火)と12月11日(水)の両日、福島第一原子力発電所の事故を教訓に安全対策への取り組みが進む中部電力(株)浜岡原子力発電所にて見学会を開催し、33名が参加した。

浜岡原子力発電所は、静岡県御前崎市に位置し、1976年に1号機が運転を開始して以降、順次5号機まで建設された(1・2号機は2009年で運転終了)。福島第一原子力発電所の事故を受けて制定された国の新規制基準を踏まえ、地震や津波などさまざまな事態に対処し、多様性を持たせた設備面での対策を実施するため、現在稼働を全面停止している。
発電所職員から、津波を敷地内に浸水させないための対策に加え、仮に浸水した場合でも建屋内への浸水を防ぐ対策や、万が一福島第一原子力発電所と同様に冷却機能を失った場合も想定し複数の代替手段を講じるなど、具体例の説明を受けた。加えて、設備を扱う職員の「現場対応力」を向上するために、各種訓練を年間600回以上実施しているとの説明も受けた。また、3・4号機については、これら安全対策の内容などについて、原子力規制委員会が実施する新規制基準への適合性を確認する審査を受けているとの説明も受けた。
その後、海側に1.6kmの長さで設置された防波壁(海抜22m)や原子炉建屋の強化扉、海水取水槽の溢水防止壁、海抜40mのガスタービン発電機、電源車・ポンプ車等の可搬型設備、緊急時対策所などを見学した。また、研修センターに設けられた「失敗に学ぶ回廊」に立ち寄り、浜岡原子力発電所が過去に経験した事故から学んだ教訓やノウハウを将来に伝承していく取り組みを見学した。
参加者からは、「リスクを十分考え安全対策を取られていることがよく分かった」「しっかり安全対策されており再稼働してほしい」といった声が聞かれた。本委員会では、今後も委員からの意見・要望を取り入れながら、エネルギー・環境問題への考察を深めていきたい。

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