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「第15回中央日本交流・連携サミット」を開催(1/31)

中経連は1月31日(木)、「長野、静岡、愛知の広域連携による地域づくり」をテーマに、「第15回中央日本交流・連携サミット」を名古屋市内にて開催し、当地域の行政・経済界などから約300人が参加した。

主催者挨拶では、中日新聞社の白井会長は「リニア開業は、名古屋に『人』『企業』『モノ』『お金』を呼び込む大きなチャンス。リニアの効果を名古屋や三遠南信にとどめず中部圏域全体に拡げ、一体となって持続的に発展するためには、県境を越えた広域連携が欠かせない」と述べ、中経連の豊田会長は「現在、中経連では、『将来を見据えた中部圏のビジョン』の策定を進めている。将来像の実現のためには行政区域を越えた連携が不可欠である」と述べた。

続いて、中経連の中村副会長より「今後想定される社会の変化などを予見し、その対応について広域で認識共有し、連携を進めていくことが必要である」と課題を提起した。

その後のパネルディスカッションでは、フリーキャスター・千葉大学客員教授の木場弘子氏をコーディネーターに、静岡県・川勝知事、長野県・太田副知事、愛知県・加藤副知事、中部経済産業局・髙橋局長、中部地方整備局・勢田局長、中部運輸局・石澤局長をパネリストに迎え、「長野、静岡、愛知の広域連携による地域づくり」について各機関の取り組みが発表された。地域の連携による活性化に関する課題の共有と目指す方向性を確認するとともに、この圏域の活性化に向けて活動すべき項目を議論し、認識共有および機運醸成を行った。

 

機関

主な内容

中経連

・国内外の環境変化への対応とリニア開業等に伴うチャンス と危機感の共有
・中部圏が目指す将来像である「新世代の成長産業の創出」「多様性を受け入れる社会」「広域での連携・つながりの強化」に向け、長期的な視点での地域づくりが必要。長野県、静岡県、愛知県の広域連携に期待

静岡県

・高規格幹線道路、清水港、富士山静岡空港の整備と、これらを活用した物流の効率化と輸出促進
・次世代自動車(EV化・自動運転化)の振興、次世代リーディング産業の創出
・産業人材の確保・育成に向けた取り組み
・オリンピック・パラリンピックを契機とした継続的な誘客・交流等観光振興

長野県

・リニア中央新幹線開業を見据えた「リニアバレー構想」の策定
・リニアの効果を波及させるための道路(交通ネットワーク)の整備
・交通ネットワークの整備を活かした産業振興および観光振興

愛知県

・東三河地域の振興に向けた社会基盤・広域幹線道路ネットワークの整備
・交通ネットワークの充実に伴う企業誘致の促進
・三河港における物流機能の強化、クルーズ船誘致による人的交流の促進
・東三河地域の特色を活かした多様な産業の育成・強化、魅力の創造・発信

中部経済産業局

・航空機産業の集積を活かした広域展開による産業振興
・アジア№1航空宇宙産業クラスター形成特区の活用と国際展示商談会等を通じた海外ビジネス展開の拡大支援
・航空機部品を始めとする成長ものづくりや観光など、地域の特色を活かした成長性の高い、新たな分野に挑戦する取り組み(地域未来投資)により、地域経済における稼ぐ力の好循環を実現

中部地方整備局

・中部圏の広域ネットワークの整備
・交通ネットワークを活かした地域の産業基盤の強化
・広域の観光交流圏の拡大と地域の個性を活かした観光交流の促進
・南海トラフ巨大地震を想定した救援・救護ルートの確保の取り組み

中部運輸局

・連携・協働による物流の効率化と、連携・協働を円滑化するための環境整備
・モーダルシフトや新技術(IoT、ビックデータ、AI等)の活用による生産性向上、「物流革命」
・昇龍道プロジェクトの推進と広域共通の観光テーマのストーリー化

  各パネリストの発言など抄録は、機関誌「中経連」4月号に掲載予定

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前回の「第14回中央日本交流・連携サミット~将来を見据えた中部圏のビジョン~」
(2018年1月30日開催)の報告記事はこちら

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